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2017-12-05 17:34:00
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「我が家では“サンタを信じなくなったらクリスマスプレゼントもなくなるよ”って教育なの。だから上の子は中1だけど今もサンタはいるって答えるよ」…

そう語るすてきな常連のママ。思わず「さすが!」と笑ってしまった。

 

時として子供は残酷だ。

幼児期の幻想をいつまでも抱いてると「お前まだそんなこと信じてるのか」と周りが放っておかない。

そうやって少しずつ“正しいこと”を学ぶ。幻想より現実を見つめ、嘘を見破り、傷つかない方法を模索する。

やがて鈴の音が聞こえないオトナになっていく…。

 

これは、我が子や自分を騙し続けるとか、嘘をつき通すとかそういう話じゃない。

これは夢みる力、ロマンを解し、育む力を、せめて我が家では大切にしようよという、価値観やセンスの話だ。

 

暴いたり、見破るよりもひっかかったほうがマジックはずっと楽しい。そう思うから、僕はこの季節が大好きだ。

 

この時期、お店がおすすめする映画は『ポーラーエクスプレス』。アメリカではとても有名な絵本を題材に、実力派俳優のトム・ハンクスとバックトゥーザフューチャーのロバート・ゼメキス監督が、タッグを組んで世に送り出したクリスマスムービー。

あつあつのチーズドッグにかぶりつきながら、コーラとテキーラのカクテルをぐびっとやりつつ観てほしい。

 

ほら、あの鈴の音は今も聞こえてくるかな?